建売物件や中古物件、分譲マンションを購入する人が増えています。
昔は、お抱えの大工さんがいて、家の修繕はすべて任せていたという方も多かったことでしょう。
しかし今は、家の手入れも自己判断という風習になってきました。
今回は住宅リフォームについての話です。
必要なリフォーム
ハウスメーカーなどの建売住宅あどは、購入時に10年保証や30年保証というのがついてきましが、それでも家も人間と同じく歳を重ねていきます。
経年劣化により手直しが必要になったり、家族が増えたから増築したりと、歳をとって足元が危ないからとバリアフリーにしたりと様々。
しかしこれも、人が病気になって診察してもらうのと同じこと。長く済むためにはメンテナンスも必要なのです。
屋根と壁のリフォーム
リフォームときいてまず思い浮かぶのは屋根や壁でしょうか。
一年中、雨風にさらされ厳しい暑さと寒さに耐えている場所ですから、それなりの経年劣化が一番目立つところですね。
放っておくと雨漏りしたり、白アリの被害を受ける場合もありますので、そうなる前にチェックが必要です。
人でいえば、人間ドックや定期健診という感じでしょう。
リフォームの際、屋根や壁の素材や面積によって価格も変わってきます。
中心価格帯としては、50~100万円くらいでしょうか。
✓キッチン
ここは毎日使う場所でもあり、水や火、油など様々なものを扱うので、毎日掃除をしていても劣化が早いですよね。
さらに長く住んでいると、物が増えて使い勝手も悪くなってくる場合もあります。
ここは奥様の意見が一番反映される場所でもありますが、ご主人と一緒にキッチンに立つや、主にご主人が使うご家庭もあると思うので、ご家族の生活スタイルに合わせてリフォームしましょう。
ガスコンロからIHにしたり、収納を多く取ったりと、それぞれの選択肢も広がりますね。
中心価格帯は50万位~
いまではニ〇トリとか、I〇EAなどオシャレで格安なアイテムが揃うので、場合によってはリーズナブルにリフォームできたりもします。
✓脱衣所、浴室、風呂釜
古いタイプの風呂の場合、タイルにヒビが入って割れたりしますよね。
こまめに掃除してもカビが生えたり、特に梅雨時は最悪です。
さらに冬場は寒くて……という方もいらっしゃると思います。
冬の温度変化は、急な病を引き起こすことにもつながる場合があると言われていますが、確かにあの温度差は危険です。
やはり脱衣所と浴室の温度差は少ない方がいいと思います。中心価格帯は100万~
このほか、トイレや寝室、子供部屋、リビングなど様々なところにリフォームが必要となる場合があります。
そこで重要なのは、リフォーム業者選びとなります。
失敗しないリフォーム
今では、男性の方はもとより女性の方がリフォームするというのも多いと思います。
テレビでもよく放送されていますが、簡単なものから大掛かりなものまで、女性が行ったりもしていますよね。
ただ、簡単なものならいいですが、大掛かりのリフォームは失敗が怖いです。
自信のある方や時間に余裕がある方は、ご自身で作業するのも楽しいかもしれません。
失敗から成功につながることもありますし、チャレンジ精神は必要です。
それでも、自分でやるのは大変だから業者にお願いしようと考えている方も中尉が必要です。
中には悪徳と言われている業者が存在するのも事実。
お客さんの目に見える部分はしっかりリフォームして、見えないところに手を抜くという場合もありますから。
よく欠陥住宅というのもテレビで見かけますが、それも住んでいる人から見えない場所で手抜きをしているという悪質なものもあるんです。
また、システムキッチンやトイレなど同メーカーの同じ商品でも、取り扱う業者の仕入れ価格によって販売価格も様々です。と同時に、工事代も違います。
リフォームする側はしっかりと業者選びをしえ、相見積等を取ってみて比較することをお勧めします。
病院で例えるなら、セカンドオピニオンと言ったところでしょうか。
近頃はネットや専門誌も出ていますので、安いからとすぐに飛びつかずに、慎重に選んでください。
安い買い物ではないので、十分にチェックしましょう!